京都 葵祭3
  葵祭1、2ページは本列で、ここから鎌斎王代列になります。
  一番の見所の斎王代と華やかな婦人たちの列をご覧下さい。

 葵祭

葵祭の3ページ目です。  前のページへ 1ページ目へ 2ページ目へ 3ページ目へ 次のページへ 
命婦
斎王代列先頭の命婦(みょうぶ)
花傘をさしかけられているのが命婦、
一般女官の通称です。
その前を先導するのが、看督長。


命婦(横から)
命婦(横から)
傘をさしかけられて、目の前を通過していきます。


女嬬と命婦
女嬬(にょじゅ)と命婦
女嬬は食事を司る女官。
服装では区別がつきませんが、
傘のないのが女嬬のようです。


斎王代
斎王代(さいおうだい)
いよいよ斎王代が腰輿(およよ)に乗ってやって来ました。
腰輿は四方が開放されているので、四方輿とも言います。


斎王代
斎王代
供奉(ぐぶ)者に担がれて斎王代がやって来ました。
実際には車輪が付いているので押しているだけですが、
前後に童女(わらわめ)が従います。


斎王代
斎王代
斎王は、平安時代には内親王が選ばれて、
祭に奉仕したものであるが、
現在は、未婚の女性から選ばれるので、
斎王代と称される。


斎王代(横)
斎王代(横)
斎王代が、目の前を通過して行きます。
少し撮影のタイミングが遅れたようです。
もう少し顔を写したかった。


斎王代(後姿)
斎王代(後姿)
斎王代の後姿です。
童女が従います。


采女と騎女
采女(うねめ)と騎女(むなのりおんな)
前を歩く二人が采女。
後の騎馬が騎女です。


采女
采女
ひときわ目立つ衣装です。
斎院の神事を司った女性。
頭の飾りが、斎王代と同じです。
宮中に仕える女性として、斎王代に近い存在なのかもしれません。


騎女
騎女(むなのりおんな)
斎王付きの清浄な巫女(みかんこ)で、
騎馬で参向するのでその名がある。


同じく騎女
同じく騎女
同じく騎女です。
6騎が従います。


内侍
内侍(ないし)
先の命婦より高位の女官。
天皇や皇后と直接口を利くことを許されている。
そういえば、傘がちょっと豪華なようです。


女別当
女別当(にょべっとう)
女官の総括をする監督役。


蔵人所陪従
蔵人所陪従(くろうどどころべいじゅう)
斎院の物品、会計を司る蔵人所の、
雅楽を演奏する文官で、それぞれ楽器を持っています。
その前を采女が歩いてますね。
采女は4人います。


蔵人所陪従の楽器(太鼓)
蔵人所陪従の楽器(太鼓)
蔵人所陪従の楽器(太鼓)です。
白丁に担がせています。


蔵人所陪従の楽器(鉦鼓)
蔵人所陪従の楽器(鉦鼓)
こちらは鉦鼓ですね。


牛車(2台目)
牛車
2台目の牛車です。


牛車
牛車
こちらは斎王の牛車で、俗に女房車。
1台目同様、牛童が引き綱を持っています。


牛車(横から)
牛車(横から)
前の部分を横から撮ってみました。


牛車(後ろから)
牛車(後ろから)
通り過ぎた所で、後ろから撮影。

後から押してますね。
牛だけに引かせるのはかわいそう。
という事でしょうか。


替え牛と看督長
替え牛と看督長
お疲れ気味の替え牛と、

最後尾の看督長。


後から(牛車、替え牛、看督長)
後から(牛車、替え牛、看督長)
ここで、信号で列が停止したので。
もう一度後から撮ってみました。


列の最後
列の最後は綺麗にしましょう
祭の列は終わりましたが、
最後にこの方がおられました。
行列の後に、ゴミが残らないようにしているのですね。


ゴミ収集車
ゴミ収集車
そして、この車は何かなと思ったら、
集めたゴミ袋を乗せていました。
皆さん、ゴミは持ち帰りましょう。


最後の車の列
最後の車の列
一番最後に車が続いています。
荷物運搬用、パトカー、
最後尾は救急車ですね。


以上で葵祭の写真は終わりです。
いかがでしたでしょうか。
今回は、祇園祭や時代祭に比べると、
それほど暑くもなく、時間も短かったので楽だったのですが、
両神社での儀式のほうが重要(だと思う)ので
こんなもんでしょうか。


今回撮影のためこの場所を選びましたが、
観るのは下鴨神社がお勧めです。
儀式がどれくらい観られるのか分かりませんが、
雰囲気は全く違うと思います。


なにはともあれ平安時代の王朝絵巻をお楽しみいただけたでしょうか。


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