正法寺
  正法寺(しょうほうじ)は、京都府相楽郡の和束町にあるお寺です。
  臨済宗永源寺派の末寺で、山号を瑞泉山(ずいせんざん)といいます。
  小さなお寺ですが、歴史的には結構由緒正しきお寺なのです。
  天平年間、聖武天皇の皇子、安積親王(あさかしんのう)の菩提を弔うために
  行基を開山に迎え建立されたと伝えられています。
  安積親王の墓は、正法寺の北西約600mの所にあります。
 
  正法寺の境内・参道には多くのヤマモミジが植えられていますが、これらは紅葉の名所として知られる

  本山の滋賀県の永源寺から移植されたものだそうです。
  また、境内にはイチョウの大木があり、その黄色ともみじの紅のコントラストも美しい。
 
  今年(2012年)の紅葉は色づきが良いと聞いて、期待を込めて11月24日に行ってきました。
  イチョウはもう散っていましたが、紅葉は期待通り見事なものでした。


  燃えるように鮮やかな色合いをお楽しみください。

 正法寺

正法寺正面
正法寺正面
車を駐車場に入れて降りたところです。
この写真の右側に参道の入口があります。
左側奥が駐車場になります。
また、見えている道路を挟んでこちら側にも数台分のスペースがあります。


正法寺駐車場
正法寺駐車場
上の写真からやや左に振った所です。

石垣で盛土されて平らになっている所が駐車場です。


駐車場
駐車場
ここがその駐車場です。
頑張れば、20台ぐらいは駐められるでしょうか。
前日の雨で下がややぬかるんでいます。


駐車場の紅葉
駐車場横の紅葉
上の写真を左に振り向いた所です。
竹林の中に鮮やかな紅葉が孤立していました。
後ろが緑なのでひときわ目立ちます。


駐車場からの眺め
駐車場からの眺め
駐車場の右端あたりまで行くと
紅葉に彩られた十三重の石塔と
お地蔵さんのお堂が見えます。


駐車場からの眺め
駐車場から
お地蔵さんの見えるところまで移動して撮影しました。
今年の紅葉は美しい。


参道入口
参道正面
こちらが、参道の正面入口です。
結構広い石の階段が続いています。


参道
参道
正面入口から少し入った所です。
石畳の参道が続いています。
落ち葉が敷き詰められて、なかなかの風情です。


正法寺参道
参道
参道脇に、先程の駐車場からも見えていた、
お地蔵さんのお堂があります。


お地蔵さん
お地蔵さん
そのお地蔵さんの近くまで行ってみました。
この辺りの紅葉は、色のグラデーションがなんとも見事です。


子安地蔵尊
子安地蔵尊
お地蔵さんの正面まで来ました。
紅葉の色合いもなかなかです。


参道
参道
参道をもう少し上がり、
上からお堂を見下ろして撮ってみました。
正面、ピンクの花をつけているのは椿でしょうか。


参道(振り返って)
参道(振り返って)
今上がってきた参道を振り返ってみたところです。


参道の石碑
参道の石碑
参道の脇にご覧の石碑がありました。


参道脇の石仏
参道脇の石仏
参道の脇に石仏が佇んでいます。
参道がここで分かれています。
見えている参道が、今登ってきた参道から
左に分かれている参道です。


山門
山門
別れた参道には向かわず、
まっすぐに進んで、突き当りを少し右に曲がった所に
山門への階段がありました。
しかし、この山門は使われていないようで、
階段も荒れていて、山門も閉まっていました。


左に分かれた参道
左に分かれた参道
先ほどの左に分かれた参道に戻りました。
境内にはこちらから入るようです。


境内入り口
境内入り口
ここが境内の入り口です。
門が無いですね。
なぜ先ほどの山門を使わないのだろう?。


手水舎?
手水舎
手水舎でしょうか。
境内に入って、すぐ右側にあります。
龍の首だけというなんとも変った水口です。
長いこと使われていないようです。


鐘楼
鐘楼
境内左側に鐘楼があります。
右にあるのがイチョウの大木ですが、
残念なことにすっかり散ってしまっています。
それにしてもこの真っ白な壁は違和感がありますね。


境内からの眺め
境内からの眺め
上の写真から、右にパーンした所です。
正法寺は、山の斜面をやや登ったところにあるので、
和束町の町並みを見下ろすことができます。


境内からの眺め2
境内からの眺め
更に右にふるとこんなかんじです。
向かいの山の斜面にお茶畑が見えます。


境内の様子
境内
境内の様子です。
右側から上がって来ました。
後ろに鐘楼、左側に書院や本堂があります。


前庭のお地蔵さん
前庭のお地蔵さん
本堂の前、通路を挟んでちょっとしたお庭になっていますが、
そこにおられたお地蔵さんです。


書院と本堂
書院と本堂
こちらが書院と本堂です。
静かです、誰もいません。


前庭の様子
前庭の様子
こちらも前庭の様子です。


山門
山門
先ほど外から見た山門です。
やはり使用されてないようです。


境内の様子
境内
振り返って境内を眺めた所です。
ここから見た紅葉が最もきれいでしょうか。


十二支地蔵
十二支地蔵
本堂の右側にまわると、ご覧の十二支地蔵が並んでいました。
何でここなんでしょうか、他に並べる所がなかったのでしょうかねえ。


十二支地蔵
十二支地蔵
左側の半分です。
なかなか可愛らしいわらべ地蔵と
干支の動物が戯れています。


十二支地蔵
十二支地蔵
右側の半分です。
随分動物によって大きさが違いますね。
羊とイノシシが小さすぎ。


開山堂
開山堂
ここから見上げると開山堂が見えます。
紅葉に囲まれてなかなかの趣きです。
行ってみます。


開山堂
開山堂
階段を登って開山堂まで来ました。
だいぶ高くなったようです。


開山堂からの眺め
開山堂からの眺め
木の間がくれに和束町の街が見えます。
思ったよりも高いですね。


開山堂から本堂を見る
開山堂から本堂
開山堂から本堂を見下ろした所です。
この紅葉がひときわ鮮やかでした。


  それはど広くない参道と境内なので、長くはいなかったのですが、
  それでも1時間ほどぶらぶら散策しましたが、
  その間ただの一人も会いませんでした。
  これだけの紅葉に囲まれて、家族だけで贅沢な時間を過ごすことが出来ました。
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