浄瑠璃寺
 浄瑠璃寺は、岩船寺の西約 1.2km のところにあるお寺です。
 この辺り一帯は、当尾の里と呼ばれ、数多くの石仏が点在しています。

 浄瑠璃寺は、創建時の御本尊が薬師如来であったことから
 その浄土である浄瑠璃世界が寺名の由来とされています。
 また、現在本堂内に九体の阿弥陀仏が安置されている事から九体寺とも呼ばれています。
 

 浄瑠璃寺

浄瑠璃寺山門
浄瑠璃寺山門
浄瑠璃寺境内への入口となる山門です。
有料なのは本堂内のみですので
境内は自由に散策できます。


苑池の中島
苑池の中島
境内に入ると正面にご覧の池があります。

中央に中島があり、池の右側(西)に本堂、
左側(東)に三重塔を配する伽藍になっています。


本堂
本堂
こちらが本堂です。
木に隠れて分かりにくいですが、
かなり横に長い建物です。


本堂裏の廊下
本堂裏の廊下
拝観料(500円)を払い本堂に上がりました。
ここは本堂の裏側になります。
向こうから来て、振り向いて撮影したところです。


三重塔
三重塔
本堂を出た所で、池越しに三重塔を撮影。
三重塔内には薬師如来がまつられています。


本堂
本堂
池をぐるっと廻って対岸より本堂を撮影。
内部に九体の阿弥陀仏を祀ります。
仏像の写真は、公式ホームページが無いので
紹介サイトでご覧下さい。


三重塔
三重塔
振り向くと、この三重塔が目の前にあります。
本堂(九体阿弥陀堂)と共に国宝です。


奥の院への橋
奥の院への橋
奥の院へ行くには、一旦県道に出て移動し、
山の方に登っている道に入ります。
しばらく登った後、急勾配の細い道を延々と下ります。
たどり着いた谷川の橋をわたると、ようやく奥の院です。
橋を渡ったところで、振り向いて撮影しています。


奥の院
奥の院
ここが奥の院です。
天気があまり良くなく、谷の底なので暗いです。
三体の像、
不動明王(左)・矜羯羅童子(中)・制多迦童子(右)が佇んでいます。
それにしても配置がおかしいと、後で調べたところ
不動明王は、元は背後の岩の上に立っていたようです。
足元が割れ、落ちた為今の場所に固定されたようです。


制多迦童子
制多迦童子
右側の制多迦童子(せいたかどうじ)です。


矜羯羅童子
矜羯羅童子
やや左奥の矜羯羅童子(こんがらどうじ)


不動明王
 不動明王
そして、左側前の不動明王です。


岩船寺から途中、石仏を巡りながら浄瑠璃寺まで来ました。
奥の院が有るという事で行ってみましたが、
山の上と思っていたのが、谷底で
距離も相当長く感じました。
往復で40分ほどでしょうか。
これから、別のルートで岩船寺に戻ります。
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