醍醐寺
 醍醐寺は、京都市伏見区にある真言宗醍醐派の総本山です。
 最寄り駅は、京都市営地下鉄東西線の醍醐駅になります。
 京都駅からは、JRで山科駅又は六地蔵駅まで行き、地下鉄に乗り換えることになります。
 しかし、やや遠回りにはなりますが、地下鉄を乗り継いだほうが、楽かもしれません。(料金も安いです)
 
 豊臣秀吉による「醍醐の花見」で有名であるという事で、今年の花見は醍醐寺にしました。
 毎年、4月の第二日曜日に「豊太閤花見行列」が行われるのですが、
 それでは混みすぎるだろうと、その前、4月5日(2016年)に行ってきました。
 
 平日なので、そんなに混まないだろうと思っていたのですが、人がぞろぞろ歩いているので、
 少々うんざりしましたが、観光バスの団体客が多いようです。
 どちらにしても、この時期では致し方ないのかもしれません。土日はもっと混むのでしょう。
 
 薄曇りで、少々暗い感じなのは残念ですが、満開の桜と醍醐寺の伽藍をお楽しみください。


 醍醐寺

パセオ・ダイゴロー(地下鉄醍醐駅)
パセオ・ダイゴロー
商業施設ビル「パセオ・ダイゴロー」は、
地下鉄東西線醍醐駅が作られると同時に誕生しました。
地下で醍醐駅に直結しており、醍醐寺への最寄り駅になっています。
二階部分から醍醐寺方面に歩道が続いており、
今、出てきて振り向いて撮影しています。


醍醐寺への遊歩道
醍醐寺への遊歩道
パセオ・ダイゴローから続いている遊歩道です。

計画的に作られたようで、住宅地の中を広い歩道が続いています。
地下鉄の駅を降りた観光客が、醍醐寺を目指しています。
残念なことに、この遊歩道は、
醍醐寺の近くでは、古い町並みのため途切れています。


醍醐寺 総門
醍醐寺 総門
醍醐寺に到着しました。
今、目の前の道路を横切る所です。
正面に見えているのが、醍醐寺の総門です。


総門から
総門から
今総門をくぐる所です。
桜も満開で、タイミングは良かったようです。
しかし、人が多い。


参道の桜
参道の桜
総門をくぐったところの参道です。
桜が満開です。


三宝院 表門
三宝院 表門
ここで、三宝院(有料)を見学していきます。
今中に入って、中から入口の門を撮影しています。


三宝院のしだれ桜
三宝院のしだれ桜
門を入った左側に、このしだれ桜があります。
残念なことに、ご覧のようにもうだいぶ散ってしまっています。
醍醐寺のしだれ桜は他の桜より
一週間ほど早く咲くということで、
どちらに重きをおくか悩ましいところです。


三宝院 大玄関
三宝院 大玄関
こちらが三宝院の大玄関です。
ここから上がって、庭園を見学・鑑賞します。


三宝院庭園のしだれ桜
三宝院庭園のしだれ桜
玄関から上がって、庭園の見えるところまで来ると
まず目につくのがこのしだれ桜です。
八重のベニシダレザクラだそうです。


庭園と唐門
庭園と唐門
三宝院庭園の西側部分と
奥に見えているのが国宝の唐門です。


庭園と表書院
庭園と表書院
上の写真から、左にふったところです。
見えているのが、表書院です。


ベニシダレザクラ
 ベニシダレザクラ
上の写真とは逆に、
表書院の方からベニシダレザクラを撮影しています。
右奥、塀の上に屋根が見えているのが大玄関です。


三宝院庭園
 三宝院庭園
ようやく庭園の全貌が見える所まで来ました。
この庭は、特別史跡に指定されており、
豊臣秀吉が、自ら設計した庭だそうです。


三宝院庭園2
 三宝院庭園2
ゆっくり鑑賞していきたいところですが、
ご覧のように混み合っており、また
今回は、桜がメインなので
一通り見て出ることにします。


中庭と白書院
 中庭と白書院
表書院から裏に回り込むと中庭があります。
向かいの建物は白書院です(たぶん)。


通路の桜
 通路の桜
いま三宝院から出て、正面を撮影しています。
前に伸びているのは霊宝館や駐車場に向かう通路です。
この通路の桜が見事です。
右に入ってきた総門があり
左に醍醐寺伽藍の入り口、西大門があります。


霊宝館入口
 霊宝館入口
三宝院の次にこの霊宝館(有料)に寄っていきます。
この周りの桜は、今満開のようです。


霊宝館
 霊宝館
この建物が霊宝館です。
中には国宝や重文など約10万点が収蔵されていますが、
中は撮影禁止なので写真はありません。


霊宝館の松
霊宝館入場口
霊宝館の建物の前から入口の門の方を撮影しています。
随分傾いた変わった松の木がありました。


霊宝館の八重桜
霊宝館の八重桜
霊宝館を出て、左側に回ると
この八重桜が有ります。
今満開のようです。


八重桜アップ
八重桜(アップ)
八重桜が目の前にあるので
アップで撮ってみました。
見事に満開です。


桜の大木
桜の大木
さらに左側に廻って行くと、
この老大木の桜の木がありました。
こちらも今満開です。


桜の大木2
桜の大木2
同じ桜を反対側から撮りました。
こちら側からだと、散り始めている所がやや目立ちます。


しだれ桜
しだれ桜
こちらはしだれ桜の大きな木ですが、
散り始めてしまっています。


霊宝館脇のしだれ桜
霊宝館脇のしだれ桜
霊宝館の建物に囲まれるようにしだれ桜がありました。
霊宝館のしだれ桜として知られているようですが、
もう殆ど散ってしまっています。


霊宝館 南側
霊宝館 南側
霊宝館の南側に廻りこんだ所です。
通常は、このあたりから先は入れないのですが、
今は特別に建物の周りを一周できます。


霊宝館 裏側
霊宝館 裏側
霊宝館の裏側まで廻ってきた所です。
この辺りには、個人的な記念の桜が植えられています。


霊宝館 裏側2
霊宝館 裏側2
記念植樹の桜の合間に
大きな桜の木も散見されます。


霊宝館 北側
霊宝館 北側
霊宝館の北側まで廻ってきました。
築地塀の向こうが醍醐寺伽藍へ向かう参道です。
参道の向かいに三宝院の唐門が見えています。


桜と唐門
桜と唐門
ここの桜は見事でした。
後ろに唐門を配置して撮ってみました。


霊宝館北側の桜
霊宝館北側の桜
霊宝館北側の桜です。
正面のしだれ桜もなんとか残っていて、
この2本の桜のコラボは見事です。


霊宝館北西の建物
霊宝館北西の建物
霊宝館の建物を一周回って表に出てきました。
これは、霊宝館の北西の隅にある建物です。


霊宝館前の桜
霊宝館前の桜
今霊宝館入口の門を出た所です。
目の前の桜が満開です。
ここから左側に向かいます。


通路の桜
通路の桜
通路両側の桜でトンネルのようになっています。
醍醐の桜としては、一番の見所でしょうか。
右側に駐車場、左側が霊宝館です。


報恩院の門
報恩院の門
暫く行くと、三宝院の並びに
この、報恩院の門があります。


報恩院
報恩院
報恩院は、元は上醍醐にあった極楽坊を
名前を変えてここに移設したものだそうです。
護摩祈願を行います。


南側の門
南側の門
この門が、醍醐寺敷地内に入る南側の門です。
一旦外に出て、外から撮影しています。


通路の桜
通路の桜
霊宝館前の通路を、三宝院の方に戻っていく所です。
途中、左側にあったしだれ桜を撮ってみました。


参道と西大門
参道と西大門
一旦三宝院の前まで戻り、
醍醐寺の伽藍に向かっています。
正面見えているのが西大門です。


金剛力士像-阿形-
金剛力士像-阿形-
西大門の金剛力士像です。
こちらが右側の阿形像です。


金剛力士像-吽形-
金剛力士像-吽形-
そしてこちらが左側の吽形像です。
金剛力士像としては、やや迫力に欠けますが、
重要文化財です。


醍醐寺境内
醍醐寺境内
西大門から醍醐寺の境内(有料)に入りました。
この辺りは、今までと打って変わって緑一色です。


金堂(横から)
金堂(横から)
参道から金堂が見えました。
脇の桜とともに撮影しましたが、
ここからは入れないので、正面に回ります。


清瀧宮本殿
清瀧宮本殿
清瀧宮とは、醍醐寺の鎮守社だそうです。
寺を守る神社とは奇妙な感じですが、
鎮守社とは本来そういうものだそうです。


清瀧宮拝殿
清瀧宮拝殿
本殿に向かい合う位置に
清瀧宮拝殿があります。


五重塔
五重塔
清瀧宮拝殿の後に回り込むと
この五重塔があります。


五重塔2
五重塔2
近くまで行って撮影しています。
この五重塔は、醍醐寺創建当時の建物としては
下醍醐で唯一残る建造物で国宝です。
951年完成の、京都府下で最も古い木造建築です。


金堂
金堂
五重塔の北側に金堂があります。
本尊の薬師如来坐像が安置されているので
実質的に醍醐寺の本堂ということでしょうか。


金堂2
金堂2
もう少し近づいて撮影しています。
この金堂は、創建当時は釈迦堂と言われていたが
二度消失したため、秀吉の命により
和歌山県から移築したものだそうです。


鐘楼
鐘楼
金堂の敷地内南東の角に鐘楼があります。
満開の桜に囲まれています。


金堂内部
金堂内部
金堂内部の様子です。
正面が、醍醐寺の本尊薬師如来坐像です。
その両脇に日光・月光菩薩(花瓶の枝葉に隠されています)
そのまた両側に四天王像が配されています。


金堂から
金堂から
金堂から敷地内を見ている所
鐘楼と満開の桜が見えます。
その手前のテントは、お土産物を売っているところです。


金堂から見た五重塔
金堂から見た五重塔
同じく金堂から五重塔が見えています。
遠いので少し拡大しています。


不動堂
不動堂
金堂の東側に並ぶように不動堂があります。
堂前の護摩道場で様々な祈願を行っています。


不動堂内部
不動堂内部
不動堂内部の様子です。
不動明王ほか、五体の明王が安置されています。


真如三昧耶堂 不動堂から
真如三昧耶堂(不動堂から)
不動堂から隣に建つ真如三昧耶堂を撮影。
桜もあって、静かな佇まいです。


真如三昧耶堂
真如三昧耶堂
真如三昧耶堂の正面です。
1997年に建立されました。


真如三昧耶堂内部
真如三昧耶堂内部
真如三昧耶堂の内部の様子です。
珍しいですね、釈迦涅槃像です。


鐘楼堂
鐘楼堂
ここにも鐘楼がありました。
先ほどの鐘楼は金堂用。
こちらの鐘楼は観音堂用という事でしょうか。


観音堂
観音堂
西国十一番札所である観音堂です。
正面からは入れないようになっていて、
裏に回って裏から上がるようになっています。


池越しの弁天堂
池越しの弁天堂
観音堂の東側に池があり、
その向こうに弁天堂が建っています。
今観音堂から撮影しています。


観音堂
観音堂
観音堂には、池にかかる橋を渡ります。
弁天堂内には弁才天が祀られています。


池越しの観音堂
池越しの観音堂
池越しの観音堂です。
今、池にかかる橋の真ん中で得撮影しています。


無量寿苑の滝
無量寿苑の滝
弁天堂と池の東側が無量寿苑という庭園になっています。
最奥まで来た所で、滝が流れていました。
これより奥にはいけないので、戻ります。


橋と観音堂
橋と観音堂
戻る途中で、池に掛かる橋と
観音堂を入れて撮ってみました。


門

戻る途中、観音堂の南側にあった門ですが
何門なのか調べてみても分りません。
パンフレットにも名前がありません。


祖師堂
祖師堂
行くときは、この向こう側を通っていたので
気が付かなかった建物です。
祖師堂といい、弘法大師・空海と
理源大師・聖宝が祀られています。


唐門
唐門
三宝院の前まで戻ってきました。
改めて国宝の唐門を撮っておきます。


いかがでしたでしょうか
全般にしだれ桜は残念でしたが、
その他は、満開の桜に囲まれて、
華やかさを満喫させてもらいました。
惜しむらくは、バックに青空が欲しかった。


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