酬恩庵(一休寺)
 酬恩庵(しゅうおんあん)は、京都府京田辺市にある臨済宗大徳寺派お寺です。
 戦火にあっていた妙勝寺を、一休禅師が再興し晩年をここで過ごされたため
 「一休寺」の通称で知られています。
 場所は、近鉄新田辺駅の西約 1.5km ( JR京田辺駅の西約 1km)の所にあります。
 新田辺駅から歩くと、20~25分ぐらいかかるでしょうか。(タクシーなら5分ほど)
 すぐ横を府道22号線(山手幹線道)が通っているので、車で行くのには便利です。
 
 一休寺は紅葉の名所としてはそれほど知られてないようですが、境内には、多くの楓が植えられていて、

 紅葉の時期には、多くの観光客で賑わいます。
 普段、人の歩いていない境内も、紅葉の季節には人で溢れています。
 
 そんな、紅葉真っ盛りの11月24日(2014年)に、一休寺に行ってきました。
 今年の紅葉は色づきが良いと聞いていましたが、なるほど、なかなかのものです。


 色鮮やかな紅葉と、一休さんのお寺をご覧ください。

 一休寺

府道22号(山手幹線)
府道の案内板
府道22号(山手幹線)を北から南に向かって走っていると、
ご覧のような案内板があります。
次の信号を右に曲がります。


交差点の案内板
交差点の案内板
これがその信号のある交差点で、

角にご覧の案内板があります。


駐車場
駐車場
一休寺の駐車場です。
普段は2・3台しか止まっていない駐車場ですが、
今日はご覧のように満車です。しかも観光バスまで止まっている。
更に、この前の道には、駐車待ちの車が10台ほど並んでいました。
ちなみに、駐車場代金は普通車 300円です。


駐車場横の紅葉
駐車場横の紅葉
駐車場から正面参道に出るための通路です。
参道の脇に並ぶ楓を裏から見るような感じになります。


一休寺総門
一休寺総門
駐車場から参道に出ましたが、
一旦門から外に出て、改めて入りなおしました。
これが一休寺の総門(表門)です。


門を入ったすぐの参道
参道
門を入ってすぐの所です。
正面に手水舎が見えます。
両側の紅葉が鮮やかです。


境内案内板
境内の案内板
上の写真の右側にこの案内板があります。
左下隅が総門で、その上の赤い点が現在地です。


一休禅師墨蹟碑
一休禅師墨跡碑
参道に入ったすぐ左側に
一休禅師自筆の碑が建てられています。
ここの紅葉も見事です。


墨跡碑説明板
墨跡碑説明板
すぐ脇に墨跡碑の説明板があります。


参道のもみじ
参道のもみじ
参道を少し登ってから振り向いて撮影しました。
今年の色づきは、なかなか良いです。


参道のもみじ
参道
参道を登り切ったところから撮影。
ここの参道は石畳になっています。


料金所
料金所
そして参道を登り切ったここに
料金所があります。
拝観料は大人(中学生以上)500円です。


浴室
浴室
受付を済ませるとすぐ左側に浴室があります。


浴室説明板
浴室の説明板
この浴室は、重要文化財に指定されています。


絵馬奉納所
絵馬奉納所
浴室の右側に絵馬奉納所があります。


絵馬奉納所説明板
絵馬奉納所説明板
すぐ傍らにご覧の説明板があります。
一休禅師は、元日生まれなんですね。


絵馬奉納所の一休さん
絵馬奉納所の一休さん
絵馬奉納所にご覧のように
アニメ「一休さん」の絵が掛けられています。


一休寺霊苑
一休寺霊苑
受付からまっすぐに石段を登ると
霊苑への入り口があります。
右に行けば霊苑ですが、左に曲がります。


三本杉と浴室
三本杉と浴室
ここから浴室が三本杉越しに下に見えます。


三本杉説明板
三本杉説明板
現在の三本杉は、昭和40年に植えられた
2代目だそうです。
右端に見えているのが1代目の一本ですね。


江庵への通路
江庵への通路
ここは、江庵・待月軒への通路ですが、
ここの紅葉もいいですね。


江庵の門
江庵の門
門の前まで来ましたが、
此処から先は立入禁止です。


江庵のもみじ
江庵のもみじ
門の所から中の様子を撮影しました。
この右側には、茶室「待月軒」があります。


一休禅師墓所
一休禅師墓所
受付のところまで戻り、
改めて右に行ったところに
一休禅師の墓所があります。


本堂への参道
本堂への参道
一休禅師墓所の前から
本堂へと続く参道です。


酬恩庵庭園の説明板
酬恩庵庭園の説明板
本堂へ向かう途中右側に中門があります。
その中門の脇にご覧の説明板がありました。


庫裏
庫裏
中門から中を覗くと庫裏が見えます。
その右側に方丈がつながっており、
そこに案内板の説明にあった方丈庭園があります。
庭園を見に行きます。


庫裏の玄関
庫裏の玄関
庫裏に入った所です。
ここから右に行くと方丈です。


みやげ売り場
みやげ売り場
玄関を入った左側に
ご覧のようにおみやげが売られています。


一休寺納豆
一休寺納豆
ここのおみやげで最も有名なのがこの一休寺納豆。
試食させてもらいましたが、
しょっぱくて美味しいとは思いませんが、
通の人には喜ばれるのでしょうか。


方丈へ
方丈へ
右へ曲がり方丈に向かいます。
左側方丈、右側方丈庭園です。


方丈庭園
方丈庭園
方丈庭園の南庭です。
奥の紅葉が、最初に登ってきた参道のもみじです。
右奥の建物が一休禅師の墓(宗純王廟)です。


方丈庭園と方丈
方丈庭園と方丈
方丈の廊下から南庭が眺められるようになっています。


方丈の廊下
方丈の廊下
廊下に座って、ゆっくりとお庭を鑑賞するのも
いいですね。


一休禅師ご使用の輿
一休禅師ご使用の輿
方丈の左側の部屋に
一休禅師が使用された輿が展示されていました。


一休禅師木像
一休禅師木像
方丈中央の部屋奥に
一休禅師の木像が安置されています。


庭園東側
庭園東側
庭園東側の築地塀越しに、
参道のもみじが見えます。


方丈庭園東庭
方丈庭園東庭
方丈の東側にあるお庭です。


方丈庭園北庭
方丈庭園北庭
方丈の裏側に回ると、
東北の隅にこの北庭があります。
禅院枯山水としての蓬莱庭園だそうです。


中門前の参道
中門前の参道
方丈庭園を鑑賞して、今中門から出てきた所です。
受付の方を向いて撮影しました。
苔の緑も鮮やかです。


参道途中の門
参道途中の門
本堂へ向かう途中に門がありますが、
その脇のもみじが一段と鮮やかでした。


鐘楼
鐘楼
その左側、一段高いところに鐘楼があります。


本堂
本堂
門をくぐると正面に本堂が見えます。


門(裏から)
門(裏から)
振り返って門を撮影しました。
門の向こう側に人が写っているのは残念ですが、
趣きのある佇まいです。
右上に見えるのが鐘楼です。


本堂内部
本堂内部
本堂の内部の様子です。
本尊釈迦如来坐像と
文殊菩薩像が安置されています。


境内(本堂付近)
境内の様子
本堂の右側から振り向いて門の方向を撮影。
この辺りの紅葉も見事です。


宝物殿
宝物殿
本堂の右側に宝物殿があります。
中を覗いてみます。


宝物殿内部
宝物殿内部
宝物殿内部の様子です。
奥から入口の方を写しています。
それほど広くありませんが、一休禅師の資料等が展示されています。


一休禅師の像
一休禅師の像
本堂の裏辺りにこの像が立てられています。
この像は、一休禅師が廃墟の妙勝寺に
初めて訪れた時の様子を表しているそうです。


開山堂
開山堂
本堂から奥に進むと開山堂があります。


開山堂内部
開山堂内部
開山堂内部には
妙勝寺を創建した大応国師の像が安置されています。


開山堂右側
開山堂右側
開山堂右側の様子です。
この木戸から先には入れませんが、
大雲軒や茶室があります。
右側に見えている白壁が宝物殿です。


開山堂から見た本堂
開山堂から見た本堂
開山堂右側から本堂を撮影。


少年一休像(左から)
少年一休像(左から)
開山堂の先に少年一休の像があります。


少年一休像(正面)
少年一休像(正面)
一休さんというとどうしても
一休とんち話の子供のイメージがありますね。


この橋渡るべからず
この橋渡るべからず
少年一休像の後ろの小さな池に
ご覧の橋がかけられています。
この立て札は、お決まりでしょうか。


  これで一周り見て廻りましたので帰ることにします。
  思っていたより多くの楓が境内中に植えられており、
  大変豪華な紅葉を満喫しました。
  この時期は大変混み合うと聞いていましたが、なるほどと納得です。
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