奈良 法隆寺
   斑鳩といえば法隆寺、東大寺と並んで有名なお寺で、修学旅行には必ず入る超定番です。
   法隆寺は聖徳太子が創建した寺で、飛鳥時代の姿を現在に伝える
   歴史的にも重要なお寺です。また、世界遺産にも登録されています。
 
   中門の左右に立つ金剛力士像は日本に現存する最古の像で、五重塔はわが国最古の五重塔で、
   金堂は、世界最古の木造建築と言われるなど、とにかく古い。


   だから古い写真と言うわけではありませんが、最近は行っていないので
   1970年と2006年の写真を公開します。両方とも秋、9月から10月頃です。
   法隆寺の歴史的な奥深さをを感じていただければと思います。


 法隆寺
南大門
南大門(1970)
JR法隆寺駅から北へ1kmほどの所で国道25号線を横断します。
ここから法隆寺まで、500mほど広い道が続きます。
真ん中に参道(歩道)がありその両側に片側1車線づつの車道があり、
その外側に各々広い歩道があります。
最初見たときは、片側2車線の道路だと思ったんですが、
別々の道路が平行に並んでいるということのようです。
その道の突き当りにこの南大門があります。


金剛力士像(阿形)
金剛力士像-阿形-(1970)
南大門を入って、しばらく歩いた正面に中門があります。
その門内左右に金剛力士像が安置されています。
こちらは門右側の阿形です。


金剛力士像(吽形)
金剛力士像-吽形ー(1970)
こちらが門左側の吽形です。
この金剛力士像は日本最古の仁王像だそうです。
中門は使われておらず、拝観には左側へ回ります。


五重塔
五重塔(1970)
ここまでは無料でしたが、回廊の中は拝観料必要になります。
回廊の中に入ってまずは五重塔ですが、
この塔は、木造の塔としては世界最古のものだそうです。


金堂
金堂(1970)
焼損した壁画で有名な金堂です。
中には、国宝の像が多数安置されています。
これは、講堂の方からの撮影で、右側に見えているのが、中門です。
この金堂は、五重の塔・中門・回廊とあわせて、
世界最古の木造建築だと言われています。


釈迦三尊像
釈迦三尊像(1970)
金堂内に安置されている釈迦三尊像です。
暗くてよくわからないでしょうが、雰囲気だけでもお汲み取りください。
この頃は、写真撮影にとやかく言われることはなかったんですが、
最近はどこに行っても禁止ですね。


大講堂
大講堂(1970)
回廊内正面奥の大講堂です。
中に、木造薬師三尊像が安置されています。


薬師三尊像
薬師三尊像(1970)
その薬師三尊像です。
堂内が暗いせいでしょうね、だいぶブレています。
 


西円堂
西円堂(1970)
回廊の外、西北の位置に西円堂があります。
夢殿と同じ八角円堂です。


薬師如来坐像
薬師如来坐像(1970)
その西円堂内に安置されている薬師如来坐像です。


夢殿
夢殿(1970)
先ほどの五重塔や金堂のある方が西院、こちらが法隆寺東院です。
東院回廊の真ん中に建つ八角円堂の夢殿です。


法隆寺参道
法隆寺参道(2006)
ここから、新しく2006年に行った時の写真です。
最初に戻って、法隆寺の参道です。
南大門の所から振り返って撮っています。
正面の道路が、平行して走っている片側の道路ですが、
左側に参道があり、写っていませんがその左側にもう片方の道路があります。
右側に歩道を挟んでみやげ物屋さんがあります。


南大門
南大門(2006)
改めて南大門です。


南大門から中門へ
南大門から中門へ(2006)
南大門を入り、中門へ向かう途中の参道です。
参道の両側には、土塀で囲まれた塔頭が並んでいます。
中門の背後に、五重塔と、金堂の屋根が見えています。


中門
中門(2006)
中門の前まで来ました。
五重塔がずっと見えているのがいいですね、
この日は、大変よい天気でしたが
思ったほど観光客は多くなかったです。


金剛力士像(阿形)
金剛力士像-阿形-(2006)
中門内右側の阿形
先の古い方の写真とだいぶ雰囲気が違います、
撮影の角度はこちらの方が良いですね。


金剛力士像(吽形)
金剛力士像-吽形-(2006)
こちらが左側の吽形です。
こちらもだいぶ雰囲気が違いますが、
顔の部分はどうしたんでしょう、大分傷んでいるように見えますが。


回廊と中門
回廊と中門(2006)
回廊の中に入った所です。
中門もこの位置から撮ると結構立派です。


五重塔と金堂
五重塔と金堂(2006)
法隆寺といえば、なんといってもこの五重塔と金堂です。
世界最古の木造建築群と言われておりますが、
8世紀頃の作ということで、1300年もここに建っていることになります。
途方も無いですね。


金堂と五重塔
金堂と五重塔(2006)
今度は、反対側から、金堂を中心に撮影しました。


大講堂
大講堂(2006)
大講堂は、他の建築群に比べて新しく、
925年に再建されたものです。


大宝蔵院
大宝蔵院(2006)
中央に、百済観音堂左右に宝物館があります。
百済観音堂には百済観音像が祀られておりますが、
左右の宝物館にも、夢違観音・玉虫厨子など
教科書に載っているような有名な宝物が展示されています。


食堂前の庭
食堂前の庭(2006)
この日は、9月の終わりごろですが、
まだまだ日差しも強く、緑も濃いですね。


夢殿への道
夢殿への道(2006)
西院から東大門を抜けて東院夢殿に向かって歩いています。
歩きながらの撮影でちょっとブレています。
正面の門が、東院の四脚門です。
その奥に見えている屋根が夢殿です。


東院の回廊
東院の回廊(2006)
夢殿を囲んでいる東院の回廊です。
ここは、西側の部分ですが、左側に一部写っているのは鐘楼です。


中宮寺境内
中宮寺境内(2006)
法隆寺に来ると必ず寄るというセットになっているような中宮寺です。
今境内に入った所で、左側に見えるのが本堂です。


中宮寺本堂
中宮寺本堂(2006)
池の真ん中に建っている浮御堂のような本堂です。
本尊があの有名な弥勒菩薩像です。
これも残念ながら撮影禁止です。


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