春日大社
 春日大社は、奈良公園の東側の一角、山焼きで有名な若草山の裾野の位置にあります。
 今年(平成30年)創建1250年を迎えるまさに由緒ある大社の名に相応しい歴史ある神社です。

 最寄り駅は、近鉄奈良駅になりますが、ここから結構距離がありますので、自身のない方は、
 バスを利用してください。本殿まで徒歩5分ぐらいの近くまで行くことが出来ます。
 足に自身のある方、参道を楽しみたい方は駅から歩くと20分程度かかると思ってください。
 広い参道で、鹿などもいるのでゆっくり散策するのも楽しいと思います。


 1月18日(2018年)に初詣を兼ねて参拝してきました。
 天気も良く、思ったほど寒くなかったので、のんびりと廻ってきました。
 人は少ないだろうと思っていましたが、外国からの観光客が、結構歩いていて少々驚きました。
 春日大社の写真は、「奈良公園周辺」の所にも数枚載せていますので、そちらも比較してご覧ください。


 春日大社
近鉄奈良駅前
近鉄奈良駅
春日大社の最寄り駅近鉄奈良駅の駅前です。
この噴水の上に立つ像は行基(菩薩)の像で、
地元では、待ち合わせの場所として親しまれています。
ここから左側に、ひがしむき商店街があります。


ひがしむき商店街
ひがしむき商店街
上の写真から左を向いた所です。
ここから向こう(南)に向かって「ひがしむき商店街」となり、
観光客が多いこの辺りには、食事処やお土産屋さんが連なっています。


興福寺に向かう脇道
興福寺に向かう
商店街をしばらく歩いた所で、
左側の脇道にそれた所です。
商店街を突き当たって左に曲がっても良いのですが、
せっかくですので、興福寺の境内を歩いてみます。


北円堂
北円堂
坂を登りきった所、左側に興福寺の北円堂があります。
八角円堂で、境内では最も古く鎌倉時代の再建だそうです。


南円堂
南円堂
こちらは、南西隅にある南円堂です。
北円堂からはしばらく東に歩いた後
南に曲がり、しばらく行った右側にあります。
西国三十三所の第9番札所でもあり、江戸時代の再建(重文)。


東金堂と五重塔
東金堂と五重塔
振り向くと東金堂と五重塔が見えます。
右側に南大門跡、左側に再建中の中金堂。


五重塔
五重塔
五重塔の近くまで行って見上げて撮影。
室町時代に復元された国宝の塔です。


東金堂
東金堂
五重塔の北側に建つ東金堂です。
堂内には本尊薬師如来坐像などが安置され、
拝観が可能です。
 


再建中の中金堂
再建中の中金堂
ここで振り向いて、再建中の中金堂を撮影。
ずいぶん長いこと工事をしていた気がしますが、
今年(平成30年)落慶予定だそうです。


東金堂と五重塔の間の道
東金堂と五重塔の間の道
東金堂と五重塔の間にご覧のように東に向かう道があります。
ここを通って春日大社に向かいます。


奈良公園の鹿
奈良公園の鹿
ここいら一帯は奈良公園となり至る所に鹿がいます。
所々には鹿せんべいを売っている店があり
その周りには、常に鹿がたむろしています。
見えている道路を渡った先は、奈良国立博物館の敷地内になります。


春日大社 一の鳥居
春日大社 一の鳥居
上の写真を右に曲がり、しばらく歩くと
道路の向かい側に春日大社の一の鳥居が見えてきます。
ちなみに、ひがしむき商店街を突き当たり
左に曲がり、真っ直ぐ進むとここにたどり着きます。


春日大社参道
春日大社参道
一の鳥居をくぐり、今参道を歩いています。
春日大社の参道はご覧のように結構広い。
平日ですが、観光客の姿がかなり目に付きます。
この左側には、奈良国立博物館があります。


参道の親子の鹿
参道で見かけた親子鹿
参道の隅に親子と思われる鹿がおりました。


仏教美術資料研究センター
仏教美術資料研究センター
参道の途中左側にこの変わった建物がひときわ目を引きます。
奈良国立博物館の仏教美術資料研究センターです。
この建物は、明治35年に奈良県物産陳列所として開館しました。
重要文化財です。


参道続き
参道
途中で、車の通る道路を横切って続く
春日大社の参道です。
本殿までは結構遠く一の鳥居から約1.3km程あります。


萬葉植物園
萬葉植物園
参道の途中これも左側に萬葉植物園があります。
昭和7年に約3000種の萬葉植物を植栽し開園。
我が国で最も古い萬葉植物園。


お土産屋
お土産屋さん
参道の途中二の鳥居の少し手前にお土産屋さんがあります。
食べ物の所には鹿が集まるという事で
ここにも多くの鹿が屯していました。


二の鳥居と車舎
二の鳥居と車舎
ここから二の鳥居はすぐです。
右側に見える建物が車舎(くるまやどり)です。
車舎とは、天皇や貴族が参詣の折に
牛車などの乗物を入れておく車庫だそうです。


国宝殿
国宝殿
この左側奥には、国宝殿があります。
本日は、「伝説の名刀たち」展をやっているようです。


二の鳥居
春日大社 二の鳥居
春日大社の二の鳥居です。
左側には世界遺産登録の石碑があります。


狛犬(吽形)
狛犬(吽形)
二の鳥居左側の狛犬(吽形)です。


狛犬(阿形)
狛犬(阿形)
そしてこちらが右側の狛犬(阿形)です。


二の鳥居からの参道
二の鳥居からの参道
二の鳥居を過ぎたあたりの参道です。
この辺りになると参道両側に燈籠が密集してきます。


南門
南門
ようやく春日大社本殿のある回廊の所までやってきました。
これが正面の門、南門です。


幣殿・舞殿
幣殿・舞殿(へいでん・ぶでん)
南門を入った正面にあるこの建物は拝殿ではなく、
幣殿(左二間)と舞殿(右三間)だそうです。
ここから中は有料となるため、ここが参拝所となっています。


中門と御廊
中門と御廊
これより中には入れないので写真が撮りにくいですが、
中門と両側に延びる御廊(おろう)です。
本殿は、この中門の正面奥になります。


特別拝観受付所
特別拝観受付所
南門を入った右側にこの受付所があります。
有料ですが、ここから入り中門・御廊の前まで行けます。
また、御廊の左側から奥に廻って藤浪之屋も拝観できます。


御札・お守り授与所
御札・お守り授与所
南側、回廊の部分を利用した御札・お守り授与所です。
かなり大勢の観光客で賑わっています。


御札・お守り授与所
御札・お守り授与所2
私もお守りを買っていくことにします。
さて、どのお守りを買うか
家内安泰…交通安全…やっぱり健康第一か……


直会殿
直会殿(なおらいでん)
正面左側に直会殿があります。
各種儀式を行う建物です。


西回廊の燈籠
西回廊の燈籠
西回廊を埋め尽くしている燈籠です。
春日大社ではこの燈籠が至る所で見られます。
上の写真の直会殿の軒下にもぶら下がっています。


慶賀門
慶賀門
さてそろそろ帰る事とします。
帰りは、来た時とは別の西廻廊にある
慶賀門から出ます。
階段を降りた所で振り向いて撮影しています。


写真は以上ですが、
春日大社の境内は広く、まだまだ見所が沢山あります。
神楽殿から奥の院、若宮5社めぐりなど
時間があれば、ゆっくり廻りたいものです。


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